どうしよう・・・どうしよう・・・
いつもゲームの記事の冒頭にはそのゲームをイメージしてもらえるようなちょっとした文章を紹介してるワイですが、今回ばかりは全然思いつかない。
なんでって?
ゲーム名『ラマ』ですよ?ラマに何かエピソードなんてあります?半ギレ
でも、このゲームを紹介しようと思ったんだから何か書くしかない!
でもやっぱり何も思いつかない!だってゲームにラマの絵は出てくるけど、他にラマ要素全然ないんだもの!!
そんな恥を忍んででも紹介しようと思ったボードゲーム、その名は『ラマ』!!
ラマってどんなゲーム?
ゲームデザイナーはライナークニツィアで、バトルラインや、モダンアート、ロストシティなど数々の名作を世に送り続けているボードゲーム界の巨匠です!これまでに作ったボードゲームの数は600作以上!
そりゃあ、テーマも『ラマ』とかになってもしゃーないか・・・
ゲームジャンルは「ゴーアウトゲーム」、プレイ人数は2~6人でプレイ時間は約20分、対象年齢は8歳以上となります。
ゲームのルールと流れ
まず、カードを各プレイヤーに6枚づつ配りましょう。
ちなみにラマに存在するカードは1~6までの数字とラマカードがそれぞれ8枚づつ存在します。
スタートプレイヤーは6枚配り終えた後の山札の一番上のカードを場にオープンします。
各プレイヤーが手番にできる事は3種類あります。
- 手札からカードを1枚出す
- 山札からカードを1枚引く
- ゲームから降りる
手札からカードを1枚出す
手札からカードを場に出すときにはルールがあります。
直前に出されたカードの数字と同じ数字か、ひとつ上の数字しか出せません。
つまり、場に1が出てた場合は1か2しか出せません。
1→2→3→4→5→6
となることは簡単にイメージしていただけると思いますが、まだ出てないカードがありますよね?
そう!ゲームのタイトルになってる『ラマ』のカードです!
ラマのカードは6の次のカードとして存在し、ラマの次のカードは1となります。
つまり・・・
...1→2→3→4→5→6→ラマ→1→2→...
というふうにループしてカードをプレイヤーが出していくことになります。
山札からカードを1枚引く
UNOなどのゲームでもおなじみのヤツです。
出せるカードが手札の中にない場合は山札から1枚引くことができます。
ゲームから降りる
ゲームから降りる事ができるのがこのゲームの大きな特徴です!
カードを出したくないし、山札からカードを引くことをしたくない時はそのラウンドから降りることができます。
なぜ降りる事に意味があるのかはこの後に紹介する点数計算が関わってきます。
点数計算
プレイヤー誰か1人が手札をすべて出すことができるか、1人を除くプレイヤーが下りた後に最後に残ったプレイヤーがカードを出せなくなるとそのラウンドは終了です。
残った手札で点数を計算しましょう。
手札に残ったカードの数字がそのままマイナス得点となります。
↑の写真では2が2枚と3、6、ラマのカードがありますが、被ったカードは何枚被っても1枚だけを計算します。
つまり、-2-3-6-ラマ点ですね。
ん??ラマ点って何やねん!?ですよね。
ラマが残った際は-10点です!
-10点って分かった途端に腹立つ顔に見えてきた・・・
なので-2-3-6-10で-21点となってしまいます。
点数は白黒のチップで表します。
黒は-10点、白は-1点を表します。
ここで!1つ『ラマ』の特殊なルールがあります。
全てのカードを出し切ってラウンドを終了すると自分の持っているチップを1枚どれでも返上する事ができます!
つまり、黒チップを1枚でも持っていれば-10を返上できるという事ですね!
このルールにより、失点を少なくして降りるか攻めて失点を減らすかのジレンマが生まれて、単純なルールの中でもゲームが良いバランスになってますね!
以上を1ラウンドとしてプレイし、ラウンドを繰り返しますが、いづれかのプレイヤーが-40点を超えてしまうとそこでゲーム終了です。
実はタイトル名の『ラマ』に意味があった!?
散々冒頭でなんでラマをタイトルにつけたか分からないと言いましたが、ここまでの記事を読んだ皆さんはどう思いました?
「なんでラマかさっぱりわかんね」って方ばかりだと思います。
なのでワイ!調べました!
カタカナで大きく『ラマ』って書かれてるので見逃しがちですが、元々のタイトルはもちろんアルファベットですよね!
そちらには『L.A.M.A』と書かれています!
実はドイツ語で『Lage Alle Minuspunkte Ab!』の略だそうで、日本語での意味は『マイナスポイントをなくせ!』という意味だそうです!
ちゃんと意味があったんだね。ごめんねクニツィアおじさん。