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ボードゲーム

絵画にタイトルをつけて本物より本物になれ!ディクシットを紹介!

↑の写真のタイトルはなんだと思いますか?
ちなみにエルズワース・ケリーという方の作品で、170万ドル(当時で約1億6000万円!)で落札されたそうです。
「クジラの尾びれ」「切り裂かれた闇」「部屋とTシャツと私」
・・・まぁどれも無くはないですけど、ピンとこないですよね。
正解は・・・「カウボーイ」だそうです
もっとピンとこねえ!!!
美術館で絵を見た時などに「この絵こんなタイトルじゃねーだろ!なんやこのセンス!自分の方が良いタイトルつけるわ絶対。」って思った事ある方も少なくないんじゃないでしょうか?
今回紹介するディクシット(Dixit)はそんな感じで絵にタイトルをつけて遊ぶゲームです!

ディクシットってどんなゲーム?

ゲームデザイナーはジャン・ルイ・ルービラで世界で一番有名なアナログゲームの賞である、「ドイツ年間ゲーム大賞2010」で大賞を受賞してるゲームです!この賞は当ブログでも度々登場してるので、ワイからの信頼度の高さも折り紙付きな事も伝わってるかと思います!
ジャンルは「大喜利系コミュニケーションゲーム」になります。
プレイ人数は3~6人、対象年齢は8歳以上、プレイ時間は約30分となります。

ゲームのルールと流れ

ゲームの準備

ディクシットのパッケージの上蓋を開けると中はこんなカンジで得点ボードになってます。
各プレイヤーは自分の色を決めてウサギのコマをそれぞれボードの0の所に配置しましょう。
どのプレイヤーよりも先に30ポイントの所までウサギのコマを進める事ができたプレイヤーの勝利です。

カードは全部で84枚あります。裏向きのままシャッフルして各プレイヤーに6枚づつ配り、プレイヤーは自分のカードを確認し、他のプレイヤーに見られないようにしましょう。

プレイヤーの人数分、ウサギのコマと同じ色の投票トークンを各プレイヤーに配りましょう。(4人なら1~4、5人なら1~5)
以上で準備は完了です

プレイの流れ

プレイヤーの一人がそのターンの語り部(タイトルを決める人)となります。
それでは先ほど配られた手札を見てみましょう!

語り部となるプレイヤーは、自分の手札の中からカードを一枚選んで心の中で連想できるタイトルを決めて全員に伝えます。

この時話す一文は、単語一つでも物語でも文章でも良いです。詩や歌や音楽や映画のタイトルでも構いません。擬音やその場で思いついた存在しないものでもOKです。

今回は右下のカードを選び、タイトルは「おなか空いたよ」にしました。

語り部以外のプレイヤーは語り部が伝えたタイトルにふさわしいと思う絵柄一枚を自分の手札から一枚選びましょう。

右下のカードとその隣のカードで悩みましたが、右下のカードを選びました。
選んだカードを他のプレイヤーにはわからないように、語り部に裏向きで渡しましょう。

語り部は受け取ったカードに自分が最初に選んだカードを加えてシャッフルして、テーブルに表向きにしてランダムに横一列に並べましょう。

一列に並べられたカードを左から順に1から数字を割り振ります。

語り部以外のプレイヤーは①~⑥のカードの中で、語り部が選んだと思われるカードを予想して、その番号の投票トークンを裏向きで自分の前に出しましょう。
(自分の出したカードに自分で投票する事はNG!)

それでは投票結果を見てみましょう!

③に2票、④に1票、⑤に2票という結果になりました。
ここで、このターンの点数計算をしましょう。

★語り部
語り部が選んだカードに誰も投票しなかったor全員が投票した場合、語り部は得点を得る事ができません。
1票以上かつ、全員から投票されなかった場合は3点獲得する事ができます。

★語り部以外のプレイヤー
全員が語り部の選んだカードに投票していた場合、全員が2点獲得する事ができます。
全員でなかった場合は、語り部のカードに投票したプレイヤーのみ3点づつ獲得します。
自分が出したカードに投票された票数のポイントも獲得する事ができます。

以上を踏まえた上で今回のターンの得点は
2票得たので語り部は3ポイント
3に投票した緑と白のプレイヤーも3ポイント
2票獲得した⑤のカードを出したプレイヤーに2ポイント
1票獲得した④のカードを出したプレイヤーに1ポイントがそれぞれ入ります。

山札から各プレイヤーは1枚手札を補充し、
次のプレイヤーに語り部を移して次のターンを開始しましょう。

ディクシットのワンポイントアドバイス!

語り部をするときに、誰もがわかるお題を出してしまうと全員に当てられてしまったり、的外れなお題を出してしまうと全員に選ばれずに得点を得る事ができません。
なので、メンバーの一部の人(できれば所持ポイントが低いプレイヤー)だけに伝わりやすいヒントを考えましょう!

 

合コンやボードゲーム会のアイスブレイクなど初対面同士でのお互いを知るったり打ち解けるゲームにも最適ですし、お互いを良く知るメンバーで遊べばピンポイントで狙い撃ちができたり新しい一面を垣間見れたりでめっちゃ楽しいゲームです!
「絵画のカードが同じで何度か遊ぶと過去のタイトルがちらついてしまう」って方には拡張で新しい絵画の拡張パッケージもたくさん出てるのでいくらでも遊べちゃう名作です!

大喜利系のゲームでありがちな「ボケを考えれないと盛り上がらない」というリスクも無い(普通に名前を付けても十分楽しい)ので万人にウケるゲームだと思います。

是非一度遊んでみて下さいねー!

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