突然ですが、「苦い」「豆」「黒」この3つのキーワードから何を連想しますか?
多くの方は「コーヒー」にたどり着くと思います。
それでは1つのヒントを隠して「苦い」「豆」で連想してみましょう。
これでも「コーヒー」になんとかたどり着けますよね?
じゃぁ次は「黒」「豆」で連想してみましょう。
これはもう「コーヒー」にたどり着くのが難しいどころか「柴犬」や「フジッコ」など違うものを連想しちゃいますよね?
ジャスト・ワンってどんなゲーム?
ゲームデザイナーはルドヴィックルーディとブルーノソテールで、世界で一番有名なアナログゲームの賞である、「ドイツ年間ゲーム大賞2019」で大賞を受賞してるゲームです!
前の記事で紹介した花火は2013年の
受賞でしたよねー!ジャンルとしては「協力型ワードゲーム」となります。
プレイ人数は3〜7人でプレイ時間は約20分、対象年齢は8歳〜となってます。
ゲームの目的
『ジャスト・ワン』は協力型のパーティゲームです。みんなで力を合わせてハイスコアを目指しましょう!
まず、プレイヤーの一人が回答者になります。
回答者は自分にはわからないようにお題のワードを1つ選びます。
他のプレイヤーは相談せずに、回答者がお題のワードを連想しやすいようにヒントを書きましょう!
この時、他のプレイヤーとヒントが被らないように考えましょう。
なぜなら被ってしまったヒントは無効となり、回答者に見せることができません!
見事回答者がお題を答えることができればクリア!次のプレイヤーに回答者が移ります。
ゲーム終了時に、得点計算を行います。成功したカードの枚数で評価が与えられます。
ゲームの流れ
まず、ゲームの準備をします。
カードをひとまとめにしてそこから内容を確認せずにランダムに13枚選び山札を作りましょう。
お題カードだけで110枚あります!ものすごい量のお題!
各プレイヤーはフェルトペンとイーゼルを受け取って、最初の回答者を決めればゲームスタートです。
最初の回答者は山札から一枚選んで自分のお題カードをイーゼルにたてます(自分には見えないように!)
そして、回答者は1~5の中から数字を1つ指定します。
上のカードの場合、回答者が2を指定した場合、お題は「吸血鬼」になります。
回答者以外のプレイヤーは互いに情報交換や話し合い、自分のヒントを他の人に見せたりせずに回答者に与えたいヒントをイーゼルに書き込みます。(必ず1単語で)
この時、ヒントとして出せないモノの例
・お題との表記違い
例:きゅうけつき(ひらがな表記)など
・お題を外国語にしたもの
例:ドラキュラなど
・お題を独自の造語にしたもの
例:夜中血吸いおじさんなど
・お題の同音異義語
例:究尻鬼など
回答者以外の全員がヒントを書き終わったら回答者は目をつぶります。
その間にヒントを書いたイーゼルを全員で見て、被ってるものがあれば全て伏せましょう。
上の写真の場合、「十字架」「血」が被っているのでこの二つのヒントは除外します。
回答者は目をあけて、出されたヒントからお題を連想して答えます。
「ニンニク」「十字架」「血」「夜」からは吸血鬼を連想して答えれると思いますが、「ニンニク」と「夜」だけならペペロンチーノや次郎系、今夜は寝かせないわよなど想像(妄想)の幅が広がりすぎてお題が分からなくなっちゃいますね。
・推理が成功した場合
回答が同一とみなされた場合、推理は成功です!お題カードを上向き(公開)して山札の横に置きましょう
・失敗した場合
回答が同一と認められなかった場合、お題カードを箱にしまって、更に山札の1番上のカードもあわせて箱にしまいましょう。
・スキップ
うまく推理できなかった(ヒントが全く無かった場合など)場合は回答しないことを選ぶこともできます。この時はお題カードのみを箱にしまいましょう。
そして次の回答者に順番が移り、山札の13枚がなくなるまで繰り返します。
山札が無くなった時点で、成功の山の枚数を数えましょう。その枚数で評価が変わります。
成功の山の枚数(スコア) | ゲーム結果の評価 |
---|---|
13 | まさかのパーフェクト!もう1回できますか? |
12 | すごい!友達も大いに感心しますね! |
11 | これは侮れませんね!拍手喝采ものです! |
9~10 | わお。なかなか大したものですね! |
7~8 | 平均というところですね。次はもう少し頑張れますか? |
4~6 | 初めてにしては上出来ですかね。また挑戦しましょう! |
0~3 | まだまだです。何度もプレイして腕をあげましょう |
これはキツい!トンでもお題
ワイが実際プレイした中での「これはキツい!」と思ったトンでもなお題を紹介します。
・エルサレム
ヒントで何が思い浮かびますか!?「聖地」くらいしか思い浮かびませんよねorz
・タンゴ
これも無理にひねり出して「黒猫」が限界・・・オサーンじゃないからワイには黒猫のタンゴも何なのか
・アトランティス
もうこれ誰ー!?
・チューリップ
球根が被る怖さに震えて眠れない
...等々バラエティーに富んだお題カードがたくさんあるので何度でも楽しめます!
合コンやボードゲーム会などで初めて会う人と遊んでも、仲の良いメンバーと遊んでも、年が離れたメンバーで遊んでもとっても盛り上がるゲームです!
インスト(説明)も短くてすぐにプレイも始めれるので持ってれば色々な所で活躍間違い無しです!