「穴があったら入りたい」と昔の人はよく言ったもので、
ワイなんかは「ダンジョンがあったら入りたい」
ゲームしててそれっぽい穴があればまず入ってみる。
どんなモンスターや罠があるかも分からないけど入ってみる。入りたい。
地下街を歩いてたらどこにつながってるか分からない階段をとりあえず降りてみる。帰り道が分からなくなろうとも!そんな冒険者精神あると思います!
ダンジョンには漢のロマンが詰まってる!過酷なダンジョンを乗り越えて武勇伝を語りましょう!
ダンジョンオブマンダムⅧってどんなゲーム?
オインクゲームズという日本の会社が作ってるゲームなんですが、まずいつもすごいと思わされるのはゲームの奥深さに対してのパッケージの小ささ!
カバンに入れて毎日持ち歩いても気にならないんじゃないかな!?くらいのサイズです
って事はいつでもポッケにボードゲームを忍ばせてお出かけする事ができてしまうということです!
オインクゲームズさんのゲームは面白いのにお手軽サイズのパッケージのゲームが多いので、場所とタイミングとメンバーを選びません!
ゲームデザイナーは「I was game」「Antonie Bauza」のお二人。Antonie Bauza氏は超名作『世界の7不思議』の作者としても知られていますね!
プレイ人数は2~4人、対象年齢は10歳以上、プレイ時間は約30分です。
ゲームジャンルは「チキンレース」となります。
ゲームのストーリーと目的
たくさんの冒険者であふれかえる酒場。
屈強な男たちが今日も冒険譚に華を咲かせ酒を酌み交わしている。
見るからに強そうな戦士が言った。
「ガハハ!今日も俺様は自慢の斧でゴーレムをぶった切ってやったぜ!」
それを聞いて忍者はつぶやく
「某はモンスターなどと戦わずとも大量のお宝を持ち帰ってきたでござる。ニンニン。」
冒険者たちの自慢話はヒートアップしていく。
「俺はドラゴンを倒した!俺が一番最強!!」
「なにィ!?じゃぁ俺は伝説の装備などに頼らずともドラゴンを倒してお宝を持ち帰ってやるぜ!」
「なら私はばあやや求婚者の彼無しで一人で行ってダンジョンを攻略してみせますわ!」
どんどん上がっていく攻略のハードル・・・
少しずつしゃべらなくなっていく冒険者たち・・・
最後に一番難関なダンジョン条件を発した冒険者に視線が集まった。
誰もが揃って同じ顔をしている。
「え!?こんなダンジョンに挑戦を!?」
冒険者はこう言った。
できらぁっ!と言ってダンジョンに挑戦した冒険者は無事にお宝を獲得して戻ることが目的となります。
ゲームの準備
まずスタートプレイヤーをなんらかの方法で決めて、スタートプレイヤーが今回ダンジョンに挑戦する冒険者を決めます。
選べる冒険者は「戦士」「死霊術師」「盗賊」「プリンセス」「吟遊詩人」「魔術師」「騎士」「忍者」の8人です。
今回は戦士でプレイする事にしました。
キャラクター毎に伝説の装備を6つ持っているので、選んだ冒険者のパネルと同じマークがついた装備パネルを並べましょう。
スタート時点での戦士のスペックは
HP:基本4+レザーシールド3+チェインメイル4で11
ポーションを所持しているのでHPが0になっても4で復活
ウォーハンマーでゴーレムを撃破できる
たいまつで3以下のモンスターを倒せる
ヴォーパルアクスを引き換えに目の前のモンスターを倒せる
となります。
各冒険者が初期状態で倒せるモンスターはライフを表すカードに詳細が載っているので参考にしましょう。
ライフカードの斧のマーク(戦士)は1・2・3・5についてますよね?初期状態でこれらのモンスターを倒せるということが分かると思います。
このカード、表が黒で裏が赤の背景になっているのですが、これはプレイヤーの残りライフを示しています。
各プレイヤーに配り、スタートは黒の側を表示して一度ダンジョン挑戦に失敗したらひっくり返して赤の表示にしましょう。
ライフカードには装備だけでなく、ダンジョンに現れる可能性のあるモンスターも表示されています。
1~5までのモンスターは2枚づつ、6~9のモンスターは1枚づつ存在します。(合計13枚)
さらに特殊なスペシャルモンスターも存在します。
出てくるとラッキーな仲間の冒険者やフェアリー、装備を強制的に剥がすウーズ、出てくるタイミングで強さが変わってくるモンスター達などトリッキーな動きをしてきます。
このカードもプレイの前に7枚をシャッフルしてどれか分からないように2枚ランダムに引いて、モンスターの山札に加えましょう。
スペシャルモンスターのカードを加えてシャッフルしたモンスターカードの山の横にお宝カードを置きましょう。
以上でゲームの準備は完了です。