「ねぇ?私の事、どれくらい好き?」
こんな事聞かれたら背筋が凍ってしまいそうになりますよね。
ワイ「そ、そりゃぁ100くらい好きだよ」
「100じゃわかんない!もっとわかりやすく言って!」
ワイ「そりゃもう!100なんだから宇宙くらい好きだよ!」
「なにそれ!?宇宙なんて銀河と比べたら1じゃん!ウソツキ!きらい!」
ワイ「」
数字をモノに例えて相手に伝えるってムズカシイデスネ・・・
itoってどんなゲーム?
ゲームデザイナーは326でおなじみイラストレーターのナカムラミツル氏!
実はタイムボムなど大人気のゲームを手掛けてるゲームデザイナーでもあったんですね!
ゲームジャンルは「協力型大喜利系ゲーム」となります。
プレイ人数は2~10人、プレイ時間は約30分、対象年齢は8歳~となります。
ゲームのストーリーと目的
プレイヤーは「クモ」と呼ばれる正義の盗賊団。
ある日、罠にはまってしまい全員敵のアジトに幽閉されてしまいます。
しかし!諦めるのはまだ早い!隠し持っていた秘密道具「クモノイト」によって脱獄しよう!
「クモノイト」のロープは非常に細いため、敵に気づかれずに脱出口まで移動できる!
だが、その代わりに耐久性は低いために、切れないように一人づつ上らなくてはならない!
上る順番を決める必要があるが、普通に上る順番を口にしては看守に脱獄がばれてしまう!
世間話のフリをして脱出する順番を決め、全員で脱獄しよう!
ゲームのルール
itoは全員が仲間の協力型ゲームです。
協力して監獄から脱出を目指しましょう。
まず、1~100までの数字が書かれたカードを裏向きでシャッフルして全員に1枚づつ配り、他のプレイヤーに数字が分からないように持ちます。
次にライフのカードを3にセットします。
テーマカードを裏向きでシャッフルして山を作り、そこから2枚引いて今回のお題をその中からプレイヤーで相談して決めます。
今回は
・中華料理の人気
・学校給食の人気
・生き物の人気
・生き物の強さ
この4つの中から「中華料理の人気」に決めました。
それではゲームスタートです!
本来はそれぞれのプレイヤーに数字は分からないですが、今回4人でプレイしていてそれぞれの手札がこんな感じだったとします。
itoにはプレイヤーの手番という概念はありません。
各々のプレイヤーが自分の数字が最小だと思ったタイミングでカードを出す事ができます。
しかし、自分の数字を直接他のプレイヤーに教えるのはNGです。
それではどのようにして自分の数字を伝えましょうか・・・?
そう!ここでお題の登場です!
今回のお題は「中華料理の人気」なので、それぞれのプレイヤーは自分の数字を「中華料理の人気」に例えて相談しましょう!
ちなみに人気が少なければ1に近づいて、人気が高ければ100に近づきます。
88「俺はチャーハンかな!チャーシューがゴロゴロ入ってるヤツ!」
46「ボクは八宝菜かなぁ・・・」
33「わたしはピータン・・・臭くてわたしは苦手だな」
17「ワシはアレじゃアレ!豚の血固めたやつ!」
ここで何となくですが、「豚の血固めたやつ」が一番数字が小さい気がします。
が、33の人が「苦手だからピータン」って言ってるのが気になりますよね?
それぞれの例えが出そろったら後はフリートークです。(10分)
もし、何か話の中で不穏な空気を察知したら表現を変えても構いません。
33「あ、やっぱりピータンやめてザーサイにする。」とかもOKです
そういう微妙な空気感を察知しながらそれぞれのカードを出していきましょう!
17→33→46→88の順でカードを出す事ができれば今回のラウンドはクリアです!
・もし、順番通りにカードが出せなかった場合
例:17→33→88で出してしまって46を飛ばしてしまった場合
飛ばしてしまったカードの枚数分のライフが減ってしまいます。今回のパターンはライフ-1
再度数字カードを配りなおして、お題も新たに設定してクリアを目指しましょう。
ライフが0になってしまうとゲームオーバーです。
ラウンドをクリアできれば次のラウンドに突入しますが、その際にライフを1回復できます。(最大は3)
2ラウンド目は更に難易度が上がり、各プレイヤーの数字カードが2枚づつになってしまいます!
3ラウンド目は更に更に難易度が上がり、各プレイヤーの数字カードは3枚づつになります!
そして、3ラウンド目のみの特別ルールとして囚われていたところを発見した「モモちゃん」が参戦します!
・モモちゃんとは
それぞれに3枚づつ配った後に場に1枚、表向きにカードを置きます。
そしてそのカードの数字を全員で相談して例えるものを決めましょう。
モモちゃんのカードを基準としてカードを出せる共通のヒントのようなものになります。
そうして3ラウンド目をクリアできれば無事脱出です!
お題カードはこんなにも!
カードを例えるお題は100種類存在します!
ここではその中の一部を紹介します!
★カバンに入ってたらうれしいもの
★お菓子・スイーツ・アイスの人気
★歴史上の人物の強さ
★住みたい国や場所の人気
★強そうな効果音
等々かなりバリエーションに富んでいるので、何度でも遊べます!
気の知れたメンバーとプレイすると、お互いを知ってるが故に深読みできるし、初めてのメンバーとプレイすると自然と話題も提供されるので、合コンなどでも相手のことを知るキッカケにもなるボードゲーマーの間でもとても人気の高いゲームです!
とりあえず手始めにボードゲームを買いたいと思ってる方は是非GETしてみて下さい!